過去の関連記事

『電設技術』9月号は、特集「高調波流出計算と構内対策 ― その発生原理、電力会社届けの計算内容解説、コンデンサ設備耐量 ―」(9月15日発売)

2015年9月号の記事

立ち読み

 昨年1月に「高調波抑制対策ガイドライン」「高調波抑制対策技術指針」が全面改定されました。高調波電流流出計算および超過の場合の対策は、実際には電気設備技術者が作成して、電力会社へ届け出ているので、内容をよく理解して作成できるような解説としました。
 また、高調波は単に系統への流出量というだけでなく、発生源自体の構内で問題となる場合もあり、インバータ利用による省エネを進めようとすると、注意すべき点は多くなり、これもまた、よく理解したうえでの設計と施工が必要になります。
 本特集は、これらの流出問題と構内で起こり得る問題のどちらも把握できるようになるために企画しました。

 高調波とは、またその影響例/「高調波抑制対策技術指針」の改定のポイント/高調波届け出関係用語の解説/回路分類と換算係数/高調波発生機器の最大稼働率/ビルの規模による補正率/高調波流出計算書の解説/その1(発生量)具体的数値例と判定/その2(対策)具体的数値例/構内での高調波対策/コンデンサ設備/高調波発生機器多用に伴う中性点対地電位の上昇/三相4線式配電と第3次高調波/直列リアクトルの磁気飽和と規格/アクティブフィルタ/交流フィルタ/高調波含有率と電線許容電流/構内での高調波共振

竣工事例紹介 □等々力陸上競技場メインスタンドの電気設備
施工のポイント □等々力陸上競技場メインスタンド改築工事
 ―屋根先端に取り付けるフィールド照射用投光器取付けの簡素化
技術振興 □(株)弘電社 第21回改善提案発表会を開催
□JECA FAIR 電気設備業界プロモーションコーナー
特別講演録 JECA FAIR 2015 特別講演会
『2020東京オリンピック・パラリンピックで日本の何が変わるのか?〜高度経済成長時代の1964東京五輪と何が違うのか?』
実例報告 新潟市美術館の照明リノベーション(U)
連載 □1級電気工事施工管理技術検定試験受験講座
 平成27年度学科試験 問題と解説 第1回
□文化遺産の建物散歩全国見て歩き(その45)
 聖路加国際病院旧館<2>聖ルカ礼拝堂(チャペル)
□電設考古学 ひっそりたたずむ、設備たち 第6回
随筆 □寸暇寸言 第387回
 施工省力化について思うこと
□電設見聞録 第160回 群 狼

『電設技術』ほか出版物の購入はこちら

戻る

戻る

(一社)日本電設工業協会
〒107-8381 東京都港区元赤坂 1-7-8 (東京電業会館 4F)
電話:03-5413-2161 FAX:03-5413-2166