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手形のジャンプ(建設業経営)

 最近は少なくなったといわれていますが(そもそも手形支払いが減少しています)、振り出された手形の返済猶予を図るため、手形の満期日を後日にずらして、新たな手形を振り出すことを指します。

 建設業行政では、手形の最長期間を「120日以内」と定めて、指導していますが、この手形のジャンプがあった場合には、新たな手形の振出日ではなく、最初の手形の振出日とジャンプした後の手形の満期日とにより「120日以内」を判断することにしていますので、一般には、手形のジャンプは手形を受け取った者がそれを承諾していても、長期手形として建設業法法令遵守ガイドライン違反に問われる場合があります。

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