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OFF-JT(建設労働)

 これまで建設技能労働者の教育訓練は、現場での施工を通じて必要となる技能を体得するOJT(On the Job Training)が主流でした。別名「職場内訓練」ともいわれ、現場で熟練技能者が上司となって、実践的な高度な技能・知識を身に付ける教育訓練です。
 それに対して、平成23年7月27日に国土交通省から示された「建設技能労働者の人材確保のあり方について(案)」では、近年の工事量減少により、施工現場で技能を磨くという場が少なくなり、また、個々の専門工事業者の教育訓練を行う余裕がなくなっているとして、OFF-JT(Off the Job Training)の充実を提唱しています。施工現場から離れて、外部施設を活用して外部の講師などから訓練を受けるOFF-JTは、今後需要の伸びが期待されるリフォーム工事、メンテナンス工事などを中心に体制整備が急がれると指摘しているところです。

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