昨年12月1日、国土交通省土地・建設産業局長から通知された「下請契約及び下請代金支払の適正化並びに施工管理の徹底等について」は、例年8月や12月前後に年2回通知されますから、盆暮れ通達と呼ばれています。その内容は年々長くなる傾向にはありますが、大きな変更は見受けられないものの、建設業行政がいまだに力点を置いているか知る手がかりとなる通知です。また、建設業者が誤解しやすい事項に触れていることも多く、一読すれば結構業務の参考になる点もあると思われます(例えば、適正な赤伝処理とは、相殺対象となる具体的内容を、元請・下請間の対等な立場での合意に基づき、契約書面に明記することが必要とされています)。
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