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施工パッケージ型積算方式(積算)

 施工パッケージ型積算方式は、本年10月から試験導入される新たな積算方式です。もっとも新しいといっても、平成16年度から受発注者の積算労力の軽減を図ることを目的として実施されてきたユニットプライス型積算方法が、近年引き続くデフレ傾向の影響を受けて、例えば、「1m²当り」の施工単価がデフレスパイラルに陥って段々低下してしまうことが問題と指摘されていました。このため、施工パッケージ型積算方式では、合意単価のほか、落札者以外の応札単価、設計変更後の単価さらには抽出調査による実態調査を行い、必要があれば補正を行った上で、「施工パッケージ単価」を決定することにしています。
 この施工パッケージ型積算方式は、舗装、道路改良、築堤・護岸工事を対象に試行を開始することになっています。

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