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オープンブック方式(入札制度)

 オープンブック方式とは、設計施工一括請負で工事を受注した元請業者が、下請となる各専門工事業者などを入札によって選定して、その入札経緯と工事費の内訳を発注者に明示することができる発注方式です。一括請負のメリットを活かしつつ、その難点であるコストの不透明さをカバーすることを目的としています。
 国土交通省が7月10日に公表した【方策2012】では、今後複数の地区や事業を束ねて発注する方式等に備えて、コスト+フィーによる契約を導入する際には、「適正価格での発注・支払を担保するため、オープンブック方式により行う」としており、その効果や課題等を検証する必要があるとしています。

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