都市再生機構は、平成25年2月から東日本大震災に伴う復興まちづくり事業を担っていますが、それらの事業実施方法として採用しているのが、ピュア型とアットリスク型のCM方式の併用です。ピュア型CMは、従来の発注者が担当する業務の支援で、具体的には、実施設計審査や施工管理支援のほかに、調査・設計部門や工事施工部門を担当するアットリスク型CMとの事業調整です。一方、アットリスク型CMは、地盤調査・測量・詳細設計の調査・設計部門から、建設業者(地元活用型の建設業者を含む)間に係わる調整、設計や施工方法の提案、施工に関するマネジメントを実施します。
誤解を恐れず単純化しますと、ピュア型CMは、極めて高度な能力の有する建設コンサルタントであり、アットリスク型CMは、文字どおりのスーパーゼネコンとでも言うべき存在といえるのではないでしょうか。
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